こんにちは 川尻 二日連続の登場です★
前回はハギさんがチューニングにより計測したデータを確認中にある不可解な、、、 で終わりましたね
おさらいですが
チューニングは走行中のエンジンの燃焼状況を計測し、その情報を元にベースマップを修正してエンジンの燃焼状況をキチンとしたものに作り上げていくことですね。
つづき
計測結果に疑問を抱くハギさん、、、、 そして この男も
驚きを隠せないよう。
そもそも、どのような事になっているかといいますと、エンジンの燃焼状態の結果を確認すると
全体的にエンジンに供給しているガソリン量が少ない(以下、薄いといいます)という結果になりました。これ自体は、さして珍しい事ではないんです
おかしいところは、実際の結果を元に修正していくベースマップの修正値
(※今回のお話の場合は、ベースマップ内の 【エンジンに供給しているガソリンの量】 を増減させる部分の値)
『この修正値は明らかにおかしい』
これまで、それなりの台数をチューニングしてきたので車両の仕様で修正値の幅はある程度予測できます。
ガソリン量が薄い結果の場合 ベースマップをガソリン供給量を増やすよう修正します。その、修正値がおかしい。
通常→ 3~5%アップ 多くても 10%前後のアップ
今回→ 全体的に 15~30%のアップ
修正値が明らかに大きいんです 今回の仕様にしては、値がおかしい
念のため数回の計測をしましたが結果は変わらず
ん~~~やっぱり、なんかおかしな、、、 こりゃ、チューニング以前の問題だね
あやしいのが
・燃料系統
・吸気系統
・機器の不具合※これは定期的に確認しているので問題なし
と他にも関連部分はありますが、まづは取っ掛かりやすい箇所を怪しみます。犯人は誰だ
とりあえづ、燃圧(ガソリンタンク内にあるポンプの圧送力)確認
テスターつけて イグニッション オン
エンジンスタート
空ぶかし で 回転数を変化 ブーンブーン
計測値 35~36 PSI
基準値 55~62 PSI
おおおおおおおおっっっっっっっ
原因発見 原因発見 早つつつつつ と思った そこの人 最初にポンプ確認したのも理由があるのよ
最初のほうで、感じた アイドリングの 違和感これをもとに 今までの経験も踏まえて考えて 行き着いたのです
えっへん
念のため 正常な車両でも 確認
60PSI 確認取れました
これを 元に考えると 実測の燃焼結果は薄い かなり薄い 薄すぎる
そりゃそうだよね。例えば 僕らチューナーが ガソリン量100 という量をエンジンに送りたくて指令を出しているにもかかわらず、大本の燃料ポンプの圧力が弱いため 指令ガソリン量100 対して実際にはガソリン量70しか送れていない これでは ガソリン量が足らない為、薄い結果がでます
これにより今回のチューニングは 一時中断 良好な燃料ポンプに交換した後に再度チューニングにかかります
今回は、症状としては体感できるレベルのものではありませんでしたが、これは時間が経過すると確実に不具合に現れます
これまでの積み重ねてきた作業と新たに導入したチューニング技術をおかげで発見できと確信してます。
こんなこと、ばかり している 二人ですが 皆さんのお役に立てるように 密かに やること やってる ブログ でした。
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